イマーゴ

イマーゴ

[Imago]

電脳メガネに搭載されていると噂される、思考を電脳空間内のものに影響させる機能。実用には危険な不具合が多いということからメーカーは存在を公表せず、通常には使用できないようになっているともいわれる。存在する確証がないため世間では都市伝説にとどまっている。

通常、メガネ関連の操作は仮想キーボードなどを用いて手作業で行うものだが、この場合はイマーゴを使用することで全操作が意識のみで行えるようになる。操作中は目の虹彩の輪郭を認識して周辺が青、または赤色に点滅する挙動がある。色と能力に関しては青よりも赤のほうがコマンドとして優性かつ攻勢。

別の地域、ひわたでの「イマーゴ」の定義は、通常の人間には感じることのできない古い空間からの音をメガネを介して感じることのできる能力を指す。これはイマーゴの正常な機能の逆現象であって空間が意識に作用していることになる。また他人の記憶を操作することも可能だとされる。

機能利用・能力についてイサコは双方が当てはまるが、ヤサコハラケンカンナ京子デンパについては後者のみが当てはまっている。これは暗号炉の有無でイマーゴの機能を利用できるか否かであると考えられなくない。人によって能力に有無がある理由は不明。

神経が関係する不完全な機能であるため逆現象が原因となる副作用は多く、空間に影響する断続的な頭痛や電脳体の損傷とリンクした体の痛み、機能を使用する行為そのもので起こる心痛などがある。またコイル現象発生に関してもイマーゴが何らかの原因となっていると考えられている。

メガネの通信技術を担うアンテナ技術の副産物であり、コイルス社所属だった猫目の父が人間の意識をも取得・介入することを発見し命名。後に業務を引き継いだメガマスはこの機能が危険をもたらすため取り除こうと試みるが、電脳メガネと空間技術を成立させる上で切り離すことができなかったようである。

関連

note

ラテン語で<肖像><想像する>などの意味を持つ言葉。また、精神分析用語で幼児期に愛した異性の親の理想像概念を指す語でもある。

由来憶測などは<迷子>のアナグラムとかけているとするものから、青土社から出版されていた心理・哲学・思想雑誌『imago』まで様々ある。

ちなみに磯光雄氏のホームページタイトルは作中のこれを踏まえてか「imago-image」。

劇中で言われる「イマーゴの消費」は「占有」の意か?

* [電脳][ア行]