ヒゲ族

ヒゲ族

「金魚」が削除されて後、再チャレンジとしてイリーガルを探すダイチに感染したイリーガル。ベータ型。

細い体で群れを作って行動しており、皮膚上の電脳体に重ねるように古い空間を展開する。主に口の周辺に集まりやすいため、肉眼ではヒゲに見える。高度な知能と言語を持ち、放っておくと自然に文明を作り出すほどの能力を有する。

接触感染で増殖し、感染経路はダイチダイチに口付けした京子→ソフトクリームの付いた京子の口をふいたヤサコと進み最終的に街中に氾濫した。概観上のヒゲの形は基本的にラウンドの無精ヒゲだが、男子の場合口ひげに当たる箇所が濃くなる傾向がある。伸びにも個人差がある。

ヒゲ族自体はノルマンヒゲゲルマンヒゲバルカンヒゲの三つの民族に分けられ、三民族が共存して社会を形成している。感染した人間が翻訳ソフトの発言ツールを用いて自分の顔にいるヒゲ族に話しかけた場合に、その人間が未知なる全知全能の者=神とし信仰されるようになる。しかし、ヒゲ族たちが作り出した通信機器によって、最も文明が進歩した顔を持っていたヤサコが最終的にヒゲ族たち共通の神として祀られるようになったようである。

文明が発達するにつれ、ヒゲ族内での戦争も多発。ヤサコの顔を最初として長距離核戦争(ハルシゲドン)が勃発し、ヤサコ側は様々自滅を食い止めるべく説得を開始するが、それも空しく顔と顔を挟んだ「星間戦争」へと突入した。

それから戦争の中で戦争の愚かさに気づいたヒゲ族は、再び神「ヤサコ」に<約束の地>の啓示を求める。そこでヤサコは安全と考えられるトメさんの夫のカツラの下を提案し、生き残ったヒゲ族をそこに移住させることに成功する。しかし、彼らはそこでの生活に違和感を感じて、自分たちの生まれた場所への回帰の旅を始めることになった。

ヒゲ族

紀元5550分ヤサコ様が約束の地にお導きになる
紀元5760分ヤサコ様のお導きで約束の地に到着

ヒゲ族暦の単位は分単位であり、彼らが知能を持って、時を数え始めてからちょうど4日目にしてヤサコ様の導きにより約束の地に到着した計算になる。基本的に紀元はヤサコの顔面が基準になっているようである。

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関連

note

ヒゲたちの声はダイチなどの会話を早送りにしたもの。

メガばあの宮崎駿風味ともいえるヒゲはひげの上にヒゲのテクスチャを貼っているのではとも詮索されている。

* [電脳][ハ行]