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電脳空間に干渉する方法のひとつ。暗号。この技術を多用して電脳世界で活動する人間を暗号屋と呼ぶ。
電脳チョークや指で一定のルールに基づく幾何学模様を電脳空間内に描くことで、直接プログラムや空間に作用する。空間に影響を与えるメタタグなども本質はメタバグを組み合わせることで構築された原始的な暗号式の形式と考えられるが、暗号屋からすれば旧式で近年はあまりお目にかからない「古流」な手法のようである。
主なものとしては電脳生命体を拘束する暗号、管理外ドメイン領域を人為的に生成する結界暗号など。図柄・組み合わせ・文字などから何の暗号かを判別することができる。自動的に動作を開始するものや、衝撃や障害物との接触で任意の動作を開始するもの、故意に未完成にしておいて使用時に完成させて発動させるものもある。
描いた暗号式は圧縮して持ち運ぶことが可能。圧縮したものは手から離して物と接触することで自動的にもとの模様として展開される。
原義的なものでない擬似的な暗号は法則や描き方・使い方を覚えれば誰でも使えるものではあるが、思考で暗号を構築する本来の使用法には暗号炉とイマーゴの能力が必要。